ecowinウォーター、バングラデシュへ──雨水純水化技術で世界の水課題へ挑む現地渡航レポート

バングラデシュの水課題に挑む──雨水を未来につなぐecowinウォーターの可能性

エコファクトリーは、2024年6月20日〜27日にかけてバングラデシュへ渡航し、無動力雨水純水化システム「ecowinウォーター」の海外展開に向けた現地調査・提案活動を行いました。

今回の渡航は、地下水のヒ素汚染による深刻な健康問題に取り組む国際NGO WaterAid(ウォーターエイド) のプロジェクトと連携して実施。安全な生活用水確保が急務となっている同国において、雨水活用の可能性を幅広く探る重要なミッションとなりました。


■ 現地での訪問・提案内容

● 6月20日:ダッカ・バイトゥルムカラムモスク
礼拝前の洗浄用水として雨水活用を提案。多くの利用者を支える設備として、ecowinウォーターへの期待が寄せられました。

● 6月21日:北部企業家への提案
麻の棒製造企業・シポン氏へ技術を紹介し、現地生産の可能性を含めて協力を約束。

● 6月22日:クルナ県パイクガサ市
市長・水道局との協議後、水道未整備の一般住宅を視察。
生活インフラの厳しい現状から、工業用・富裕層向け市場の展開方針が固まりました。

● 6月23日:クルナ大学 シブ教授との打合せ
大学研究との連携を視野に、雨水活用に関する共同研究の方向性を協議。

● 6月23日:政府水道局(DPHE)へ提案
複数施設への導入が決定し、現地でのフィジビリティ検証が始まります。

● 6月24日:建築家マスドゥル氏との打合せ
建築分野での活用に高評価。今後の設計案件での協力を得ました。

● 6月25日:バングラデシュ経済区庁(BEZA)
外資系企業が集まる工業団地での導入が期待され、提案資料を作成することに。

● 6月26日:バングラデシュ最大財閥「MAXグループ」への提案
技術的評価をいただき、追加提案に向けて協議を継続。


■ 視察を通して見えたもの

今回の活動では、バングラデシュ国内のさまざまな現場で雨水利用の可能性と高いニーズ を確認できました。
特に、工業用水や富裕層向け市場では大きな需要が見込まれ、技術導入に向けた前向きな声も多数いただいています。


■ 今後の課題と展望

渡航で得られた成果を踏まえ、今後は以下の課題に取り組んでいきます。

  • 現地条件に合わせたシステム仕様の最適化
  • 量産・流通のための協力体制構築
  • 導入施設での検証データ蓄積
  • 政府機関・大学との継続的な連携

今回の訪問を通じて、私たちはあらためて日本の水環境の豊かさを実感するとともに、
「この恵みを守り、未来へつなぐ」 という企業理念の重要性を強く感じました。

エコファクトリーは、これからもecowinウォーターを通じて世界の水問題に向き合い、
持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

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